5月の短角牛

放牧地帯は、冷たく湿った「やませ」に覆われて、幻想的な雰囲気になっていました。流れる霧を体に受けると、体感温度の下がりが早く寒いくらいです。そんな中、仔牛は寒さをものともせず、斜面を駆け回ったり、好奇心旺盛で近づいて来たり、元気な姿をみせてくれました。母牛と過ごす貴重な時間、たっぷり母乳を飲んで、たくさん甘えて丈夫に育って欲しいと、心からそう思います。